パーキンソン病における介護リハビリ・鍼マッサージ研修会のご案内
パーキンソン病は近年増加傾向にあり、その患者数は世界におよそ1千万人以上、日本での患者の割合は約1000人に１人で、約16万人以上が罹患していると推定され、アルツハイマー病と並んで、頻度の高い神経変性疾患といえます。中脳にある黒質のドパミン神経細胞が変性し、神経伝達物質のひとつであるドパミンが減少することで引き起こされる疾患です。
パーキンソン病の症状の一つである意欲の低下や無動などから運動頻度が減り、さらに身体機能の低下をきたしてしまう恐れがあります。そうした症状に対して薬物療法と併用して、リハビリや鍼・マッサージ療法を行うことによって相乗効果を現し、パーキンソン病の進行を遅らせ、日常生活での動きや生活の質（QOL）を保つことに繋げることができます。
いずれも健康保険法に基づいた治療であり、それに伴い介護や支援は必須のものとなっています。今回、こうしたパーキンソン病についての研修会を下記の日程で開催いたします。是非、ご参加のほど宜しくお願いいたします。
記
日 時 令和５年１１月２６日(日)
１０時～１２時３０分(予定)
会 場 コンパルホール４Ｆ視聴覚室
内 容 ①テーマ「パーキンソン病の介護とリハビリテーション」
講師 久保田直文先生(井野辺病院作業療法士)
②テーマ「パーキンソン病の鍼灸治療」
講師～梅木龍男先生(独立ケアセンター院長）
参加費 会員１０００円、非会員２０００円、学生・一般無料
連絡先 大分県鍼灸マッサージ師会事務所
大分市大手町2丁目３－３４
電 話 ０９７－５３６－２６００
メール oharikyu@oct-net.ne.jp